「楽しいはずの散歩が、他の犬とすれ違うたびにストレスになる…」 「相手の犬が見えた瞬間、35kg近い巨体でリードを引っ張られて腕が痛い…」
大型犬と暮らす飼い主さん、こんな悩みで心が折れそうになっていませんか?
実は、うちの愛犬ぎん太(ゴールデンレトリバー・4歳・オス)も、散歩中の「吠え」には本当に悩まされました。
普段は温厚なのに、散歩中に他のワンちゃんに会うと、挨拶したい興奮や警戒心から「ワン!ワン!」と吠え立ててしまうのです。
「しつけ教室に通うべき?」「でも費用も時間もかかる…」 そんなふうに悩んでいた私がたどり着いたのが、ある「魔法のアイテム」を使って、犬の意識をコントロールする方法でした。
この記事では、4歳のゴールデンレトリバーを育てている私が実践した「吠え対策」と、その時に大活躍した神アイテム「GiGwi(ギグウィ) パーフェクトアントラー」について、動画付きで徹底解説します。
- 本物の鹿の角を与えても大丈夫?
- すぐに飽きない?
- どうやって散歩中に使うの?
そんな疑問にもすべてお答えします!
そもそも、なぜ大型犬は散歩中に吠えるのか?
対策をする前に、敵(原因)を知ることが大切です。 犬が散歩中に吠える理由は、大きく分けて3つあります。
- 警戒・恐怖: 「あっちへ行け!」という防衛本能。
- 要求・興奮: 「遊びたい!挨拶したい!」というポジティブな興奮。
- 学習: 「吠えたら相手がいなくなった(通り過ぎた)」という成功体験。
ぎん太の場合は「2. 遊びたい興奮」が強かったのですが、相手に吠え返されると「なんだよ!」とヒートアップしてしまうことが多々ありました。
この興奮状態に入ってしまうと、飼い主の声は耳に入りません。
「ダメ!」と叱っても、興奮を助長させるだけ…。
そこで必要なのが、「興奮する前に、別の対象に意識を逸らす(リダイレクト)」という手法です。
「意識を逸らす」ために必要な条件
意識を逸らすためには、ただのオヤツでは弱すぎます。
外の世界には「他の犬」「車の音」「匂い」など、刺激がいっぱいだからです。
それらの刺激に勝てる「最強の誘惑」が必要です。
- 圧倒的な嗜好性: 犬が「何をおいてもこれが欲しい!」と思う匂いや味。
- 持続性(時間): 一瞬で食べ終わるボーロではなく、噛み続けられるもの。
- 安全性: 興奮状態で噛んでも、歯が欠けたり丸呑みしたりしないもの。
これらを満たすものを探して、私がたどり着いたのが「鹿の角」系のアイテムでした。
本物の「鹿の角」や「蹄」を選ばなかった理由
最初は、ネットで評判の良い「本物の鹿の角」や「牛の蹄(ひづめ)」も検討しました。
しかし、いろいろ調べるうちに不安要素が出てきました。
本物の鹿の角のリスク
天然の鹿の角は、石のように硬いです。
大型犬の強力な顎で本気で噛むと、歯が欠けたり、折れたりする事故(破折)が意外と多いのです。
「吠え対策のために、歯の治療費がかかるのは本末転倒だな…」と躊躇しました。
牛の蹄(ひづめ)のデメリット
実は以前、蹄を与えたことがあったのですが、ぎん太には合いませんでした。
独特の獣臭がキツく、部屋中が臭くなる上に、食べた後にお腹が緩くなってしまったんです。
「硬すぎず、臭すぎず、でも犬が夢中になるものはないか…?」 そんなわがままな要望を叶えてくれたのが、「GiGwi(ギグウィ) パーフェクトアントラー」でした。
【実食レビュー】GiGwi パーフェクトアントラーの凄さ
それがこちらです。
動画を見ていただければ、その「食いつきっぷり」が伝わると思います!
特徴1:本物そっくりだけど「安全素材」
これ、見た目は完全に鹿の角ですが、実は「木屑」と「樹脂(安全なプラスチック)」を固めて作られたデンタルトーイなんです。
- 絶妙な硬さ: 本物の角よりは柔らかく、ゴム製のおもちゃよりは硬い。
爪で強く押しても凹まないくらいの硬度です。 - 削れ方: 噛んでいると、米粒のようにポロポロと細かく削れていきます。
これを飲み込んでもウンチと一緒に排出されるので、尖った破片で胃を傷つける心配が少ないです。
特徴2:本能を刺激するフレーバー
ぎん太が夢中になる理由がこれです。
人間にはあまり匂いませんが、犬にだけわかる「強いフレーバー(香り)」が練り込まれています。
袋から出した瞬間、鼻をヒクヒクさせて飛びついてきました(笑)。
表面に味が塗ってあるだけでなく、中まで練り込まれているので、削れてもずっと美味しい匂いが続くようです。
【実践編】散歩中の「吠え」を止める使い方ステップ
では、具体的にどうやって散歩中に使っているか? 我が家の成功パターンをご紹介します。
重要なのは「タイミング」です。
ステップ1:普段は見せない(特別化)
家の中で出しっぱなしにするのはNGです。
「いつでも噛める」と思うと飽きてしまいます。
「散歩の時だけ出てくる特別な宝物」にしておきます。
ステップ2:敵(他の犬)を見つける
散歩中、遠くに他のワンちゃんが見えたら、飼い主が先に気づくようにします。
ここが勝負です。
ぎん太が気づいて興奮し始める前に準備します。
ステップ3:鼻先に「チラ見せ」する
ぎん太が相手に気づき、「あ!犬だ!」と耳がピクッとなった瞬間。
すかさずポケットからパーフェクトアントラーを取り出し、鼻先に突きつけます。
「見て!あの犬より、こっちのほうが最高だぞ!」とアピールするのです。
ステップ4:噛ませながら通り過ぎる
ぎん太の意識が「相手の犬 < アントラー」になったら、そのまま噛ませながら、または歩きながら興味を引きつけ続け、相手の犬と距離を取って通り過ぎます。
これで、「吠えずにすれ違えた!」という成功体験を積み重ねていくのです。
メリット・デメリットまとめ
3ヶ月使い続けて感じた、正直な感想をまとめます。
デメリット(気になった点)
- 削りカスが出る: 家の中でやると、白い粉のようなカスが出ます。(掃除機で吸えばOK)
- 永遠には持たない: 本物の角よりは柔らかいので、毎日ガリガリ噛んでいると1〜2ヶ月くらいで小さくなります。でも、歯が折れるよりはマシです!
メリット(良かった点)
- とにかく食いつきが良い: 他のおもちゃには見向きもしないぎん太が、これだけは飽きません。
- コスパが良い: 1,000円〜2,000円程度で1ヶ月以上持つなら、オヤツ代より安上がりです。
- 安全: 飼い主が見ていられる範囲なら、安心して与えられます。
よくある質問(Q&A)
Q. サイズ選びはどうしたらいい?
A. ゴールデンレトリバーなら迷わず「Lサイズ」を選んでください。
Mサイズ以下だと、口の中にすっぽり入ってしまい、誤飲の危険があります。
Lサイズは長さもしっかりあるので、手で押さえて噛むのに丁度いいです。
Q. 洗っても大丈夫?
A. 水洗いOKです!
よだれでベトベトになったら水で洗って乾かしています。
それでも匂いは消えないようです。
まとめ:散歩のお守りとして一本持っておこう
もちろん、これ一本で全ての吠え癖が魔法のように消えるわけではありません。
日々の信頼関係やしつけも大切です。
ですが、「いざとなったら、これでコントロールできる」という安心感があるだけで、飼い主の心に余裕が生まれます。
飼い主がリラックスしてリードを持てば、それは愛犬にも伝わり、結果的に落ち着いて歩けるようになります。
- 散歩中の興奮をコントロールしたい
- 本物の鹿の角は歯が心配…
- 安全で長持ちするおもちゃを探している
そんな大型犬の飼い主さんは、ぜひ「パーフェクトアントラー」を試してみてください。
毎日の散歩が、もっと楽しく快適な時間になりますよ!
P.S. 散歩での興奮を抑えるには、普段の食事で「血糖値を安定させること」も大切だそうです。
うちのぎん太は、ドッグフードを「アカナ」に変えてから、家の中での落ち着きが全然違ってきました。
4歳のゴールデンが食べているフードの実食レビューも書いたので、愛犬の健康が気になる方は覗いてみてくださいね。
このブログを書いている人
4歳のやんちゃなゴールデン「ぎん太」と、犬初心者の元単身赴任パパ(私)のプロフィールです。
病気を機にぎん太との絆が深まった話など、少し語らせていただきました。

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