12月に入り、そろそろ大掃除の時期ですね。
大型犬を飼っているお宅では、家具を動かすついでに「床の滑り止め対策」を見直そうと考えている方も多いのではないでしょうか?
「専門業者のコーティングは高い…(10万〜20万!?)」 「自分でワックスを塗るのは、剥がれた時の塗り直しが地獄…」
実はうちも、最初は犬用ワックスを頑張って塗っていましたが、コストと手間(メンテナンス)の大変さに挫折しました。
大型犬の爪だと、せっかく塗ってもすぐ傷だらけになっちゃうんですよね…。
そこでたどり着いたのが、「敷くだけの木目調ロングシート(マット)」です。
結論から言うと、ワックスよりも断然こっちが正解でした。
大掃除で部屋をリセットする今の時期こそ、愛犬のために「床のプチリフォーム」をするチャンスですよ!
なぜ「ワックス」ではなく「シート」なのか?
私がワックスをやめてシート(マット)に切り替えた最大の理由は、「グリップ力(滑りにくさ)」が段違いだからです。
百聞は一見にしかず、まずはこちらの動画をご覧ください。 4歳のぎん太が、部屋で楽しそうに走り回っている様子です。
[ ▷ 動画:滑らない床でハッスルするぎん太 ]
いかがでしょうか?
ゴールデンレトリバーが本気で走ると、これだけのパワーがかかります。
普通のフローリングや、効き目が落ちかけたワックスだと、ツルッと滑って股関節を痛めてしまう危険があります。
でも、このマットを敷いてからは、足が空回りすることなくしっかり踏ん張れているので、見ていて安心感が違います。
我が家はこんな感じで敷いています

うちは廊下とリビングの一部に、このような長尺(ロングタイプ)のシートを敷いています。
- メンテナンスが楽: 汚れたらそこだけサッと拭ける(または洗える)。
- 部屋の雰囲気を壊さない: 木目調なのでリビングに馴染む。
ワックスがけの重労働から解放されて、しかも安全性が高まったので、本当に変えてよかったと思っています。
今買うならコレ!おすすめの木目調マット
私が買ったものはだいぶ前で商品名を忘れてしまったのですが(汗)、 今もし買い換えるなら、楽天で評価が高くて機能も進化している、こちらが絶対に良さそうです。
- 好きな長さにカットできる
- 床にピタッと吸着してズレない
- 防水・撥水加工でお手入れ簡単
大掃除で家具を動かしたついでにサッと敷いてしまえば、その日から愛犬の関節を守ることができます。
年末年始、愛犬が安全に走り回れるお部屋にしてあげませんか?
大型犬の床対策に関するよくある質問(Q&A)
最後に、床のマットやシートを導入する際に、私が気になったことや、実際に使ってみて感じたことをQ&Aでまとめました。
Q:大型犬の爪でボロボロになりませんか?
A. 表面は傷つきますが、床は守られます!
正直、ゴールデンレトリバーの爪の力は凄いので、使っているうちにマットの表面に細かい傷はつきます。
ですが、「もしこれを敷いてなかったら、フローリングがこの傷だらけになっていた」と思うと、ゾッとします(笑)。
シートはあくまで「消耗品(床を守る盾)」と割り切っていますが、ワックスを塗り直す手間に比べれば、耐久性は十分高いと感じています。
Q:粗相(おしっこ)をした時はどうしていますか?
A. 撥水タイプならサッと拭くだけでOKです。
布製の絨毯だとシミや匂いが残って大変ですが、ビニール素材や撥水加工のマットなら、おしっこを弾いてくれるので掃除がめちゃくちゃ楽です。
衛生面を考えても、布より撥水マットの方が大型犬には合っていると思います。
Q:「ジョイントマット(パズルみたいに繋ぐやつ)」と迷っています。
A. 走り回る大型犬には「長尺シート」がおすすめです。
以前、正方形のジョイントマットを使っていたことがありますが、ぎん太がダッシュで急ブレーキをかけると、つなぎ目がズレたり、めくれ上がったりしてしまいました。
また、つなぎ目の隙間におしっこが染み込むと掃除が地獄です…。
一枚でドーンと敷ける長尺シート(ロングマット)の方が、ズレにくく掃除もしやすいですよ。
Q:床暖房やホットカーペットの上でも使えますか?
A. 商品によりますが、「対応」のものが多いです。
最近のペット用マットは「床暖房対応」と書かれているものが多いですが、購入前に必ず商品の説明書きをチェックしてください。
逆に、冬場は冷たいフローリングの冷気を遮断してくれるので、マットを敷いたほうが人間も暖かく過ごせますよ。
Q:部屋の形に合わせるのは難しくないですか?
A. ハサミやカッターで簡単に切れます!
DIY初心者の私でも大丈夫でした。
薄手のものなら普通のハサミでサクサク切れます。
家具の形に合わせて切るのが面倒なら、「廊下だけ」とか「リビングの犬が走るルートだけ」に敷くだけでも、効果は絶大です。
大掃除で家具を動かすタイミングが、一番きれいに敷けるチャンスですね。
まとめ:床対策は「愛犬への最高のプレゼント」です
最後に、私がワックスをやめて「木目調ロングマット」を選んで本当に良かったと思うメリットを、改めてまとめます。
- 圧倒的なグリップ力で、愛犬の転倒を防げる
- 大型犬の**股関節・膝蓋骨(パテラ)**を守れる
- 爪によるフローリングの傷を完全に防止
- ワックス掛け&剥がしの重労働から解放される
- 撥水加工で、おしっこやヨダレ掃除が楽
- ジョイントマットと違い、つなぎ目にゴミが詰まらない
- ハサミで切れるので、部屋の形にピッタリ合う
- 冬場の床の冷たさを防ぎ、人間も暖かい
- 足音が響かないので、マンションなどの防音対策になる
- 専門業者の施工に比べて、圧倒的にコスパが良い
ゴールデンレトリバーにとって、床はただの場所ではなく、毎日体を預ける大切な環境です。
ツルツル滑る床は、知らず知らずのうちに愛犬の足腰に大きな負担をかけています。
将来、歩けなくなってから後悔しても遅いのです。
だからこそ、家具を動かす大掃除のついでに、愛犬へ「安全な床」をプレゼントしてあげませんか?
ワックスのような塗り直しの手間もなく、一度敷けばずっと安心が続きます。
「もっと早く敷いてあげればよかった」と私が心から思ったこの快適さを、ぜひあなたと愛犬も体験してみてください。
P.S. 関節を守るためには、床(外側)だけでなく、毎日の食事(内側)からのケアもすごく重要です。
うちのぎん太は、筋肉と関節の健康のために、フード選びにもこだわっています。
4歳の今、病院知らずで元気に走れている「食事の秘密」も公開しているので、よかったら覗いてみてください。

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